2013年5月30日木曜日

「幸福論 アラン」読了

幸福論 アラン 岩波文庫」読了.

ちょっと読んだだけでは,理解し実践するのは難しいかな.

時々読み返すことで気付き,納得することができそう.

2013年5月29日水曜日

「日出づる国の工場 村上春樹・安西水丸」読了.

日出づる国の工場 村上春樹・安西水丸 新潮文庫」読了.

それにしても,村上春樹っていろんな文章を書いてるなぁ〜.

どの工場見学も視点がおもしろい.

最後のアデランス工場なんか読んじゃうと周りの人を思わず観察してしまうよ.

2013年5月17日金曜日

「国家(上・下) プラトン」 読了

国家(上・下) プラトン 著 藤沢令夫 訳 岩波文庫

国家を考察しながら,国の支配者の要件,その育て方,エリート教育,人の教育へと話が展開.

「人 = 国家」

最後は善い魂と悪い魂についての話.徳を積んで,より神に近い人間を目指す.それには哲学が必要.

人は国家に在り,国家は人に在り.

そう,人は生まれながらにして人ではない.教育によって人になる.
内なる獣を理性でコントロールし,より神に近い部分を育て続けることで,善い魂を持つようにする.

自分が普段考えていることとかなり近いんだよなぁ〜.

ソクラテスが言ってることって.

2013年5月4日土曜日

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹」読了.

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹 文藝春秋」読了.

今年 春, 話題の村上春樹の新刊本をこの黄金週間に読んだ.村上春樹の小説は去年から読んでいて,長編・短編は読み終わっている(たぶん全部).そして,この新刊を手にした.

村上春樹は阪神・淡路大震災の後「神の子どもたちはみな踊る」の短編集をだしている.

この作品は3.11以後のものとして震災へのメッセージを含んでいると解される.たぶん.

震災以後のメッセージを307ページの”人の心と人の心は...それが真の調和の根底にあるものなのだ。”と,そのあとの段落のエリの言葉に感じた.

ネットをみるといろんな意見・コメントがあるようだが僕は読んでよかったと思った.

そして,ラザール・ベルマンの「リスト:巡礼の年(全曲) 」が届くのが楽しみだ.

さて,次は何を読むか.あっプラトンが途中だった.